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心の理解

デフォルトモードネットワーク

Default Mode Network

特に何かに集中していないときに活性化される脳のネットワークで、ぼんやりしているときや空想しているときに活発に働きます。

詳細説明

デフォルトモードネットワークとは?

デフォルトモードネットワーク(DMN)は、外部の課題に集中していないときに自動的に活性化される脳領域のネットワークです。マーカス・レイクル(Marcus Raichle)研究チームが2001年に発見した概念で、脳が「休んでいるとき」にむしろ活発に働く領域です。

デフォルトモードネットワークの役割

  • 自己内省:自分自身について考えること
  • 未来の計画:これからのことを想像すること
  • 過去の回想:過去の経験を思い返すこと
  • 他者理解:他の人の気持ちを察すること
  • 創造的思考:自由な連想とアイデアの生成
  • こころの健康とDMN

    DMNの活動が過剰になると、反芻(rumination)と結びつくことがあります。同じ心配を繰り返し思い浮かべるのは、DMNが過活性化している状態かもしれません。うつ病や不安障害において、DMNの異常な活動が観察されることもあります。

    健康なDMN活動のために

  • マインドフルネス瞑想:今この瞬間に注意を向けることで、過剰なDMN活動を調整します
  • 没入できる活動:趣味や運動に集中すると、健康的な切り替えが生まれます
  • 適度なぼんやり時間:たまに何も考えずに休むことも、創造性に役立ちます
  • こころからひとこと: ぼんやりしている時間も、脳にとって大切な時間です。ただ、心配が次々と連鎖するときは、今この瞬間に戻ってくる練習をしてみてください。

    💡 日常の例

    シャワーを浴びながらぼんやりしていたら、突然良いアイデアが浮かんできた、というのはデフォルトモードネットワークが活発に働いていたからです。

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    このコンテンツは教育目的であり、専門的な医療診断の代わりにはなりません。