詳細説明
ウェルニッケ野は左側頭葉の上部に位置する脳領域で、ドイツの神経学者カール・ウェルニッケ(Carl Wernicke)の名前にちなんで命名されており、言語理解の中枢的な役割を担っています。
ウェルニッケ野はどんな働きをするの?
こころと一緒に見ていきましょう。私たちが相手の言葉を聞いてその意味を理解したり、文章を読んで内容を把握できたりするのは、まさにウェルニッケ野のおかげです。
主な機能
ウェルニッケ失語症
この領域が損傷を受けると「ウェルニッケ失語症」が現れることがあります。流暢に話すことはできても、意味の通らない文を作ったり、相手の言葉を理解できなくなったりします。
ブローカ野との関係
ウェルニッケ野(理解)とブローカ野(発話)は、弓状束(arcuate fasciculus)という神経線維束でつながっており、言語の理解と表現がスムーズに行われます。
こころからのひとこと
誰かの言葉を聞いて共感すること、好きな本を読んで感動すること、これらすべてがウェルニッケ野からの贈り物です。さまざまな話を聞いたり読んだりすることは、言語領域を健やかに保つ良い方法ですよ。
💡 日常の例
外国語の授業で先生の言葉がまったく聞き取れなかったのに、学習を重ねるうちに自然と理解できるようになるのは、ウェルニッケ野が少しずつ活性化されていくからです。
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このコンテンツは教育目的であり、専門的な医療診断の代わりにはなりません。